排気量400ccまでのバイクを運転する場合は「普通自動二輪」免許が必要となります。大型自動2輪免許でも運転が可能で、高速道路も走行できます。
また、2005年6月1日から新設されたAT限定の普通二輪免許を取得すると、400ccまでのクラッチを必要としないバイク(スクーター)が運転できるようになります。AT限定車でMT車は運転できませので、その場合は限定解除審査を行って、MT車に免許書き換えをする必要があります。
市街地、高速道、ツーリング、タンデム走行など、これぞバイクという楽しみ方は原付や小型限定二輪ではない普通二輪免許を取得した方がいいでしょう。
免許取得の年令は16才からで、バイクの中ではもっとも人気の高いクラスです。中型免許(中免)というのはこの普通自動二輪車に相当し、原付バイク、小型二輪、普通二輪の3車種に乗車可能です。
合宿免許の期間はAT車、MT車でも最短で9日間で卒業できます。普通免許を所持している場合でもその期間は変わりません。

• AT車の場合は免許証にAT車に限ると記載されます
• 250CC以下のバイクは車検がありません

※スケジュールは一例になります

排気量400cc以上(排気量制限なし)のバイクを運転する際には「大型自動二輪免許」が必要です。大型二輪免許AT車限定(オートマ車限定)はビッグスクーターを運転することができます。また運転においてクラッチ操作が必要としないAT車はMT車より簡単なイメージがあるようですが、MT車より車体が大きい場合があるので一概に簡単とはいえません。この免許を取得した場合は大型二輪車(AT限定免許の場合は大AT車のみ)・普通二輪車・小型特殊自動車・原動機付自転車が運転できます。 大型二輪といえばナナハン(750cc)がバイク代名詞的存在でしたが、現在は排気量1000ccを超えるデザイン性の高いものが多数あり、長距離のツーリング、高速道路の走行で快適なライディングができます。 以前は免許センターで技能試験または自動二輪免許の限定解除の合格者のみ交付された免許でとても難しい試験のため大型二輪免許の普及率はとても低いものでしたが、その後の法改正により公認自動車での大型二輪免許の教習が受けられるようになり大型二輪免許ライダーが増えました。 現在は所持免許なしから取得することが可能ですが、当サイトが案内しているカーアカデミー那須高原では普通二輪免許MTの取得からステップアップの教習を進めています。所持免許なしの場合は技能36時限、学科26時限で最短16日間で卒業、一方普通自動二輪MT所持の場合は技能12時限、学科教習はなしで最短6日間で卒業できます。

• AT車の場合は免許証にAT車に限ると記載されます

大型二輪MT免許は普通二輪MT免許を所持していれば学科は一切ないので、1日に受ける技能教習は1段階2時限、2段階3時限しかありません。
それ以外の時間は空き時間になるため教習所で自由に過ごす事になります。従って教習所で退屈にならないようゲーム機や漫画等を持参した方がいいでしょう。
また教習所の周辺に遊技場や雑貨店、飲食店が揃っているかもチェックしましょう。合宿免許の場合、教習スケジュールが決まっているためその教習が受けられない場合は、必然的に延泊になり卒業日数が延びます。そのため空き時間に近場の温泉などは入る事は可能ですが、教習所から遠く離れて観光は出来ません。宿泊施設で過ごす場合はwifiの有無も重要です。
あまり田舎すぎるとwifi不可の宿泊施設がありますので注意しましょう。

普通二輪免許MT所持

※スケジュールは一例になります

排気量125ccまでのバイクは「小型自動二輪」免許が必要となります。
2人乗りができて、小回りもきくため市街地走行にぴったりの免許で、女性や通勤で利用する方任期に人気です。(原付免許は2人乗りできません)税金や保険が他のバイクにくらべて安く、排気量も125ccまでの車種であれば自由に選べますが、高速道路は走行不可です。またAT限定車はMT車は運転できません。手軽にバイクを楽しみたい方はこの免許がおすすめです。

• AT車の場合は免許証にAT車に限ると記載されます
• ナンバープレートは51～90ccは黄色、91～125ccはピンクになります