大型免許の教習で難しい課題のまとめ

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大型免許

大型免許のコラム

大型教習車は全長12m、だから操作も慎重に!

大型車は車体が大きいため死角が多く、普通車以上にミラーや目視の安全確認が必要とされます。スピードの出し過ぎやハンドル操作の誤りなどちょっとしたミスで大きな事故につながるのが大型車です。
教習所ではしっかり基本の運転操作を学んだ上で以下のような課題をクリアしていきます。

大型免許の教習内容

大型車写真
教習内容 平成19年の道路交通法改正に伴い、新たに技能教習において後方感覚体験、路端停止発進、隘路などの教習項目が追加されました。
また法改正以前では検定は教習所内でしたが、修了検定に合格後、路上教習(10時限以上)、路上試験が行われるようになり、より厳格な審査基準が設けられました。

路端停止発進

決められた路端区域内の指定場所に沿って平行に停止させます。進入はブレーキでしっかり減速してください。路端内白線より30cm以内に寄せ、左側方、左後方、右側方、右後方を確認し、前方の障害物を回避し最徐行を行い発進します。
幅寄せが足りない場合、指定位置(停止線)に停止できなかった場合は切り返しが可能ですが、減点対象になります。また発進前に急にハンドルを切ると左後方がポールに接触する場合がありますので緩やかにハンドルを切り発進します。

オーバーハング画像

ポイント

  • 路端停止のために左進路変更合図
  • 路端から30cm以内に寄せる(30cm以上は減点)
  • 路端と平行にする
  • 目標物のポールに車両先端部分を合わせる(前後30cm以内)
  • 停止したら申告する
  • 発進する際は左後方のオーバーハングに注意する

隘路

右折または左折において止まることなく(道路幅6m)からはみ出さないよう進入し90度方向を変え、枠内(3m間隔、長さ12mの2本線)に停車します。
進入時に2本ラインを踏んでも問題ありませんが、範囲内に車両を止めることが出来ない場合は、3回までの切り返しが可能です。※4回目で中止になります。
右折時と左折時においてだいぶ間隔が違うと思いますのでご注意ください。
大型車両ならではの内輪差及び外輪差の間隔をつかむことが目的です。
サイドミラーや目視など、車両がどの位置にあるか意識します。途中で停止はしない。

内輪差画像

ポイント(右折時)

  • 進入時の左側のラインを踏まずに進入(ライン30cm程度内側を走行)
  • 隘路の停車位置を確認し、運転席前輪が2本ラインの内側にきたタイミングでハンドルを切る
  • 前輪はラインを大きく超える事になり、後輪はラインの内側を通るようにします。
  • ハンドルを戻し、車体がライン2本線と平行になるように進みます。この時左右のミラーで確認します。
  • パンパーがラインの30cm以上を超えないように停車し、完了したらサイドブレーキを引き、指導員に申告します。

教習生はまずは上記の教習を受ける上で教習車の特徴を知らなければなりません。
大型車ならではの全長や高さ、ミラーの位置や運転席からの死角など普通車とは異なる車体の大きさ、また路上においては歩行者だけでなく、一般の車にもによくよく注意して運転しなければなりません。
一種免許の上位免許である大型免許所持者としての自覚を持ち運転しましょう。

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