大型二種免許の難易度と教習内容

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大型二種免許を取得すると、大型トラック等の配送業務に就けるだけでなく、路線バスなどの運転手として働くことが可能となります。しかし、最上位免許というだけあって一般的に取得するのが難しく難易度が高いと言われています。それは教習する際に注意する事として車体の大きさだけでなく、同乗者を安全に目的地まで運ぶ安全やサービス業務の教習があるためです。これは二種免許ならではの教習になります。ここでは取得条件や難易度を説明いたします。

大型二種免許とは

路線バスや観光バスなど、乗車の定員が30名以上で商業目的の大型自動車を運転する場合に必要な免許です。大型自動車とは、車両総重量11t以上、最大積載量6.5以上、または乗車定員30人以上の四輪車を指します。
一種免許と大きく異なるところは、仕事として運転することを前提とした免許であるというところです。その分、難易度も高く大変ですが、取得すれば確かな証明と自信につながり、スキルアップできることでしょう。
バスはお子様からお年寄りまで、老若男女様々な人が利用する乗り物ですので、気配りと思いやりを心がけた安全運転を目指しましょう。

大型二種免許の教習ポイント

大型二種が難しいと言われる一つのポイントに「安全確認の徹底」があります。
ただ走行できればいいという訳ではなく「常にお客様を乗せている」と意識を持って教習する必要があります。
そのため後方の安全確認は教習生がしつこいと思う位徹底しており、また車内が揺れたりしないよう静かに走行できるよう路面の状況もしっかり把握する必要があります。
また応急救護の時間も一種免許より長く坐座学と実技合計6時間行います。急ブレーキ体験では座席に座っている状態とつり革を掴んで立っている上代で行われ、実際にお客様がどのような衝撃を受けるか確認します。
これらは全て「お客様を目的に安全に運ぶという理念」によるものです。

第1段階

◎「大型二種免許 技能教習」

まずは「走る・曲がる・止まる」の基本的な操作の練習をします。曲がり角の連続するクランクやS字を通ることができるようになったら、ルールやマナーに沿った路上走行のための練習をし、少しずつ路上に出るための力を身につけていきましょう。
一番の難関はクランクと言えるでしょう。
大型車ならではの車幅感覚と内輪差が問題で、ミラー位置や脱輪を同時に注意しながら低速で通過します。タイヤを縁石にすることは当たり前で慣れてくると今度は、前方ミラーをポールに当ててしまいます。一つの課題をクリアすると次の課題が出てくるのがこのクランクコースです。また左ミラーは運転席から2m近く離れているため、実際の距離とミラーを通した距離の感覚を掴むのが困難です。左のミラーのサイズが大きくバスより大きく出ているため右曲がり困難です。

◎「大型二種免許 学科教習」(※二種免所持の場合は免除)

運転が得意というだけでは運転免許はもらえません。たくさんある標識や標示、信号の意味をしっかり効率よく理解できるようにしていきます。

第2段階

◎大型二種免許 技能教習

2段階になると、路上での運転に慣れていくための練習をします。流れに乗ったスムーズな運転になれば一安心。免許取得後の運転が大事なので、車庫入れの練習なども念入りに行います。

◎大型二種免許 学科教習(※二種免所持の場合は免除)

車を運転するのは晴れた日とは限りません。実際に運転する道では、見通しが悪かったり交通整理が行われていたりと様々なことが起こりえます。旅客運転に必要な知識のほか、気象、道路形態によって起こる変化、非常事態への対応の仕方などを勉強します。

◎大型二種免許 卒業検定

路上を運転するための基本的な知識・技能を身につけ、ある程度経験を積んだら、いよいよ本免許取得のための大型二種の技能試験を受検します。普段の教習で身につけたことができれば晴れて合格です。
卒業検定で重要な路端停車
バス停で停止、発進の課題です。路上でも電柱や水銀灯を利用して教習を行います。
具体的にはお客様がいる所定の位置(ポール)にドア位置がぴったり来るように停車する事、路端と車体の感覚は30cm以内に停車する事です。
車体が大きいため突然左寄せするとバス後部が路端に平行にならないため、前もって平行を保ちゆっくり停止位置に進入します。その時に注意するのが近づきすぎると左ミラーがポール当たってしまうという事です。
発進時も重要で、リアーオバーハングにならないように左ミラーで後方を確認しながらハンドルを切りすぎず発進します。後方ばかり気にしていると左ミラーが前方のポールに当たってしまうので、前後同時に注意しなけれればなりません。

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取得費用

料金は場所によって様々ですが、一発試験、教習所への通い、教習所の合宿、この2つの費用をご紹介します。
値段で見るとやはり一発試験(9,700円、内訳:受験料4,800円、試験車使用料2,850円、免許証交付料2050円※別途、取得時講習料金27,000円がかかります。)が安いのは当たり前ですね。ただ、一発試験の場合、合格率が大変厳しく1回で合格するのは難しいようです。何回も受験し受かるまでに結局、時間も費用も費やしてしまう可能性があります。
教習所に決めた場合、通学するのか、合宿にするのかという選択が出てきます。時間や費用の面で言うと、合宿の方が断然お得になっています。短期集中で免許を取りたい方にオススメです。

合宿免許の料金の例

所持している免許によっても金額は変わってきます。ご自身の持っている免許を照らし合わせてみてください。
当センターではお得なパックを合意しています。合宿プランの一例をご紹介します。卒業までを保証する安心コースと基本日数、基本時限数のみのチャレンジコースの料金の一例です。参考にしてくださいね。

那須高原合宿センターの場合(合宿)

取得免許 所持免許 チャレンジコース 安心コース
大型二種免許 大型と準中型MT(5t限定)二豎 176,500円
(190,620円)
190,500円
(205,740円)
大型免許 247,000円
(266,760円)
261,000円
(281,880円)
中型(8t限定) 341,000円
(368,280円)
355,000円
(383,400円)

( )は税込金額
※別途費用2,850円(仮免申請交付手数料)がかかります。

合宿になると、教習所によってパック割など様々なプランを行っているところが多く、通学よりお得な料金設定になっていることがあります。
那須高原合宿予約センターの場合、入学金・学科教習料技能教習料・検定料・効果測定料・適性検査料・教材費・保険料など教習に関する基本料金が全て含まれているパック料金を打ち出しており、通学より格安に設定されているので、人気がある商品となっています。個室プランや卒業までを保証する安心コースなどその人にあったプランをお選びいただけるよう多数ご用意しています。さらに、卒後時に交通費のキャッシュバック(上限あり)を行っているなど、お得なサービスがあるのも魅力のひとつとなっています。

まとめ

あなたが今、大型二種を取ろうと思っているということは、高度な技術を身につけプロのドライバーとして、これから活躍していこうと考えている最中なのではないでしょうか。
バスは個人の所有物ではありません。会社のバスを使用して運転するので、やはり社会的責任というものは大きく、それだけに大型二種免許取得者は運転のプロとしての自覚を持つ必要があります。
しかし同時に誰でも取得できる訳ではないのでとても希有な国家資格を取得している素晴らしい人格者と言えると思います。そのためには、しっかり教習所で基礎を身に付け自分本位ではなくお客様を意識した学び方を見つける必要があります。