中型二種免許の取得方法 教習所&一発試験

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中型二種免許を取得すると、コミュニティーバスなどのドライバーとして働くことが法律上可能となります。ここでは、中型二種免許の取得に必要な条件、取得方法とその流れ、必要な費用についてお伝えします。


※平成28年現在の情報です。

中型二種免許とは

旅客運送の車両を含む、乗車定員29人以下、車両総重量11t未満のバスなどを運転するのに必要な免許です。旅客運送のための普通自動車も運転できるので、就職活動に非常に有効なスキルです。

中型自動車第二種免許で運転できる車両は以下があります。
○中型自動車(車両総重量:5〜11t未満、最大積載量:3〜6.5t未満、乗車定員:11〜29人まで)。主に介護送迎バスや幼稚園の送り迎えのマイクロバスなど。
○普通自動車(第二種:旅客運送車両を含む)タクシーなど。
○原動機付自転車、小型特殊自動車(最近のトラクターに多い「新小型投手自動車」は「大型特殊自動車免許」が必要です。)

乗車定員11人以上、または車両総重量8t以上の中型乗用自動車は、『特定中型乗用自動車』と言われています。定員が10人以下で、車両総重量が8t未満の中型乗用自動車は、『特定中型乗用自動車以外の中型乗用自動車』といいます。

取得の条件

○満21歳以上であること。
○他の第二種運転免許をすでに受けているか、普通自動車、中型自動車、大型自動車、大型特殊自動車のいずれかの第一種免許取得者で、運転経歴が3年以上(免許停止期間中を除く)経過していること。(例外規定に当たる場合、運転歴は2年以上。)
○視力が片眼で0.5以上、両眼で0.8以上であること。
○深視力検査(遠近・立体視の測定)での誤差が平均2cm以下であること。
○色彩識別能力は、赤・黄・青(緑)が識別できること。
○10mの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること。(日常の会話を聴取できること)
※所持免許が中型8t限定免許、普通一種AT限定免許の場合は、限定解除してからの講習開始になるところもありますので、注意しましょう。

取得方法

1つ目に、自分ひとりで独自に練習し、直接運転免許試験場において技能試験(いわゆる一発試験)を受けるという方法があります。
2つ目に公安委員会より指定された公認自動車学校(教習所)に通いながら、決められた時間と検定を行って免許を取得する方法があります。
最後に、あらかじめスケジュールを組み、短期間で効率良く免許を取得できる合宿で取る方法、以上の3通りがあります。
普通二種免許と中型二種免許(8t限定)を持っている場合は学科試験が免除されるため、卒業検定(技能試験のみ)に合格し卒業した後、運転免許試験場で適性検査(視力検査など)を受けるだけで中型二種自動車免許証が交付されます。

教習時限数(最短時限数)は以下の表の通りです。所持している免許によって時限数が変わってきますので、注意してください。

所持免許 学科教習 技能教習
1段階 2段階 1段階 2段階
大型・中型一種免許 7時限 12時限 8時限 10時限
中型免許(8t限定) 7時限 12時限 10時限 13時限
普通一種免許 7時限 12時限 12時限 16時限
普通二種免許 7時限 4時限
中型二種免許(8t限定)
(限定解除)
5時限

中型一種と中型二種の違い

中型一種 ・乗車定員:11人以上、29人以下のもの
・最大積載量:3t 以上、6.5kg 未満のもの
・車両総重量:5t以上、11t未満のもの
・20歳以上の方
・普通免許取得後、運転経験2年以上
・視力が片眼0.5以上で両眼0.8以上
・深視力の平均が3回で2cm以下であること
・商業目的での旅客車を運転できない
中型二種 ・乗車定員:11人以上、29人以下のもの
・最大積載量:3t 以上、6.5kg 未満のもの
・車両総重量:5t以上、11t未満のもの
・21歳以上の方
・普通・大型・大特の運転経験3年以上
・視力が片眼0.5以上で両眼0.8以上
・深視力の平均が3回で2cm以下であること
・商業目的で旅客車を運転できる

入所が決まったら、必要な書類を揃えないといけません。準備するものは教習所によってまちまちですが、当センターでは以下のものが必要となります。チェックリストとして確認してください。
●住民票1通:本籍地記載があるもの(免許所持者は運転免許証)
●本人であることを確認できる書類
・健康保険証
・住民基本台帳カード
・旅券(パスポート)
・在留カード(外国人登録証は不可)
●印鑑・筆記用具(ボールペン・鉛筆など)
●健康保険証またはその写し
●眼鏡使用者は、眼鏡・コンタクトレンズ。
●保険証(免許証をお持ちの方はコピー可)
●応急救護処置免状(お持ちの方)
●体調に関するアンケート
●割引券やキャンペーンのハガキ

免許取得までの流れは以下のようになっています。

■第一段階■
二種免許はお客様を乗せてバスやタクシーなどの旅客車両を運転するので、より安全を意識した運転技術や臨機応変な対応、他の交通への気配りが必要とされます。また、交通弱者(高齢者・子供・身体障害者等)に対する正しい認識が必要です。

■第二段階■
普通自動車と同様、路上教習となりますが、お客様を意識した運転技術を練習し、適切な走行経路の設定や、危険予測など、実際の運転に即した教習を行います。 卒業検定に合格すれば卒業証明書を取得できますので、あとは運転免許センターで本免許学科試験に合格することで運転免許証の交付を受けられます。
※中型免許を所持していても学科の免除はありません。一種と二種では内容が異なるためです。

取得費用

料金は場所によって様々ですが、一発試験、教習所への通いの2つの一般的な費用をご紹介します。
値段で見るとやはり一発試験が安いのは当たり前ですね。ただ、一発試験の場合、合格率が大変厳しく1回で合格するのは難しいようです。何回も受験し受かるまでに結局、時間も費用も費やしてしまう可能性があります。

教習所に決めた場合、通学するか、合宿にするかという選択が出てきます。時間や費用の面で言うと、合宿の方が断然お得になっています。短期集中で免許を取りたい方にオススメです。

また、所持している免許によっても金額は変わってきます。ご自身の持っている免許を照らし合わせてみてください。下の表では一般的な料金を表記しています。

那須自動車学校の場合

所持免許 総合計
(税抜)
大型・中型一種免許 219,445円(237,000円)
中型免許(8t限定) 258,056円(278,700円)
普通二種免許 141,196円(152,491円)

一発試験の場合手数料9,700円(受験料4,800円、試験車使用料2,850円、免許証交付料2050円)と別途、取得時講習料金27,000円がかかります。
※時期により教習を実施していない場合があります。
※那須高原合宿予約センターの合宿料金は料金表を確認ください。

合宿になると、教習所によってパック割など様々なプランを行っているところが多く、通学よりお得な料金設定になっていることがあります。
那須高原合宿予約センターの場合、入学金・学科教習料技能教習料・検定料・効果測定料・適性検査料・教材費・保険料など教習に関する基本料金が全て含まれているパック料金を打ち出しており、通学より格安に設定されているので、人気がある商品となっています。個室プランや卒業までを保証する安心コースなどその人にあったプランをお選びいただけるよう多数ご用意しています。さらに、卒後時に交通費のキャッシュバック(上限あり)を行っているなど、お得なサービスがあるのも魅力のひとつとなっています。

まとめ

中型二種を取るべきか悩まれている方もいるかもしれませんが、さらにできることの幅が広がります。ほとんどの方は教習所へ行かれることと思いますが、その場合は、プランや費用など教習所によって個性がありますので、まずはよく情報収集し、比較検討しながら、ご自分にあった教習所を探してみましょう。地道に通うのか、効率よく短期決戦で合宿にするのか、ご自身のライフスタイルや予算、時間などと相談してよりよいプランを見つけてください。