合宿免許の選び方のポイント

合宿免許が可能な自動車学校を案内している仲介業者や紹介サイトは沢山ありますが、どこに申し込めば良いのか悩んでしまう人も少なくありません。
一番気になる教習料金と宿泊料金を含めた合宿料金は合宿免許のサイトなどを見れば分かりますが、料金以外の教習プランや宿泊施設または交通費が出るかどうかについての情報は意外と見落としがちです。
教習料金が安くても教習所の内容や評判は様々です。自動車学校に入校してから後悔しないためにも施設の充実度や教習プランの内容、入校後どんな特典があるかなど、できるだけ多くの情報を集める事が大切です

合宿免許選びで大きなポイントとなる項目は下記の点です。

  • 保証内容
  • 合宿免許に参加する時期
  • 自宅から教習所までの距離(往復の交通費が支給されるかどうか)
  • 教習所や宿泊施設の設備や環境
  • 指導員の評判や教習内容が充実しているか
  • 合宿免許期間中のイベントの有無

ここでは教習所の選び方で失敗してしまう事がないよう、事前に合宿免許を選ぶポイントをまとめてみました。各項目別に詳しくみていくことにしましょう、

自分に合った保証内容のコースを選ぶ

合宿免許ホームページやパンフレットを確認してみると、卒業までに教習にかかる金額が異なることに気付くと思います。
ほとんどの教習所では、保証の付くコースと保証の付かないコースとの二つのパターンが用意されています。合宿免許には「保証内容」というものがあります。保証内容とは、パンフレットやホームページなどにある学校ごとのプランがカバーしている技能教習の時限や検定の回数の上限をいいます。

合宿免許には保証内容によって2つコースがある

合宿免許が可能な「安心コース」と「チャレンジコース」という2つの教習プランがあります。安心コースには保証が付き、チャレンジコースには保証が付かなというものです。
自動車の教習には修了検定と卒業検定があります。修了検定に合格しなければ、教習所内で行われている一段階から路上技能教習である二段階へ進む事ができず、卒業検定に合格しなければ教習所を卒業する事ができません。
そのため修了検定や卒業検定試験に落ちてしまった時は合格するまで再検定を受ける事になります。
そしてこの時にチャレンジコースを選択していると、試験を受ける度に追加料金が発生してしまいます。加えて、試験日までのホテルなどの宿泊費用も追加で支払わなければなりません。
一方、保証のある安心コースを選択していた人であれば、1回で修了検定や卒業検定に合格できなくても追加料金を払う事なく再び検定を受ける事ができるのです。

安心プランは運転に自信のない方やはじめて免許取得される方におすすめ

実技教習は一時限ごとに課題が設定されています。その課題をクリアできなかったとき、時間をオーバーして再度技能教習を受ける事になるのです。いわゆる、「乗り越し」と呼ばれます。
オーバーした時も同様に、チャレンジコースであれば追加料金がかかり、安心コースにしておけば追加料金はかかりません。そのため教習が初めてという人や、上手くいくか不安がある人ならば、安心コースがおすすめのコースとなっています。
ただし安心コースを選択した人でも、注意しなければならないのが保証内容の年齢の範囲についてです。保証の年齢範囲が25歳や40歳までに限定されているなど教習所ごとに規定が異なっています。
また、教習を受ける時期やキャンペーンの有無などによっても規定が変わる場合があるので、教習プランの保証範囲は詳しく調べておくべきでしょう。
合宿免許の保証

オフシーズンに合宿免許に参加して安く取得する

合宿免許は混雑する時期に価格が高くなり、ある程度空いている時期に価格が低くなります。そのため、合宿免許は値段の安さを重視しているという人であれば、学生が休みである春休みや夏休み以外の空いている時期つまり、オフシーズンに的を絞って合宿免許に参加すると比較的安く免許の取得ができます。

オフシーズンではシングルやツインなどが追加料金なしで利用できる

オフシーズンの時期は、合宿免許ができる自動車学校でキャンペーンを実施していることが多いです。キャンペーン内容は各自動車学校によって異なりますが、キャンペーンに共通しているのは、通常よりも教習料金が安くなるという内容とシングルルーム、ツインルームなどの宿泊施設が追加料金を払うことなく無料で利用できる内容の2つになっています。
オフシーズンの時期は学生の春休み・夏休みの時期に比べて格段に安く合宿免許に行けるので、スケジュールの調整が可能な人にはお勧めです。
このように、合宿免許の選び方で迷ったときには、キャンペーン時期を狙ってお得に予約するという方法もあります。

教習所までの往復交通費や自宅から自動車学校までの距離も重要

支給してくれる往復の交通費には上限がある

合宿免許に予約・参加すると、入校日当日は自宅から離れた場所にある合宿免許が行われる教習所に向かう事になります。そのため、往復交通費を支給してくれる合宿免許が可能な教習所は多いです。
しかし支給される交通費には、ほとんどの場合で上限金額が設定されています。
教習料金や保証内容のコースを教習所選びの優先事項にすることも大切ですが、それと同時に自宅から合宿免許に参加する教習所がどのくらいの距離にあるかを調べておく必要があります。

集合場所までの交通ルートも事前に調査しておく

教習所の場所が分かれば、次に調べるのは集合場所までの交通ルートです。大抵は電車などの公共交通機関を使う事になるため、乗り換えの方法を調べれば料金も一緒に確認する事ができます。
教習所で支給される往復交通費の有無や上限によって、自分で負担する金額も変わってきます。たとえ値段の安い合宿免許に参加したとしても、自己負担分の交通費が高くなってしまっては安い合宿免許に参加した意味がありません。

入校日前に前日泊ができるかどうかも確認してみよう

また、自宅から教習所までの距離が遠い場合、入校日当日の出発では集合時間に間に合わない可能性があります。
教習所や希望している車種によっては入校日前に前日泊が無料でできる所もありますが、前日から宿泊施設に宿泊するためには別途の料金がかかったり、入校日前日泊ができなかったりする事もあるでしょう。
その場合には自己負担分となる交通費に限らず、前日からのホテルなどの宿泊費も余計に多くかかってしまう事になります。
合宿免許を選ぶ際には、教習プランの設定料金だけに着目しがちですが、自宅から合宿免許が行われる教習所までの交通費や移動日前日の宿泊費トータルの費用を含めて選択しなければなりません。

教習所や宿泊施設での環境や食事面も合宿免許選ぶ基準の1つ

合宿免許期間中に1日を過ごす教習所や宿泊施設や合宿中の食事なども合宿免許選びの大切なポイントの1つです。それでは、どのようなポイントで選んだらいいのでしょうか。教習所や宿泊施設を選ぶポイントは次の通りです。

  • 教習所や周辺の環境
  • 宿泊施設の設備や食事の内容
  • 教習内容(合格率の高さ)や指導員の評判
  • インターネットの環境

それでは、教習所や宿泊施設に関して合宿免許を選ぶ際に、見るべきポイントを各項目別に見ていくことにしましょう

教習所施設は充実しているか

普通車の合宿免許であれば、入校から卒業までは最短でも二週間(普通車AT)はかかります。その合宿期間中に過ごすことになる教習所が自分にとって居心地が良くなかったとすれば、毎日の教習にも悪い影響を及ぼしかねません。
教習所の施設について詳しく知りたいときには、インターネットでホームページを確認すれば写真や宿泊施設の部屋の説明を見る事ができます。
ホームページだけでは確認しきれない部分があれば、合宿免許の予約センターに問い合わせるのも良いでしょう。施設の中にはどんな場所があり何ができるのか、環境や設備の充実度を教えてもらう事もできます。
また、合宿免許は教習所が定めたスケジュールに沿って一日が進むため、大抵は必ずどこかに空き時間が出てきます。
教習がない時間は各自の自由時間です。学科教習で教わった事を復習するなど、自習の時間として充てるのももちろん良いでしょう。
しかし、学科の自習をしたいときに使える部屋やスペースが教習所内になければ、落ち着いて勉強する事が難しくなるかもしれません。そのため自習用のスペースが設置されている教習所であれば、学科対策が万全できるようになるでしょう。
フリースペースには漫画、雑誌が置いてるかも確認しましょう。空き時間が重なった友人同士で一緒に過ごす事もできます。
また、知らない教習生同士が仲良くなるきっかけにもなります。合宿免許に来たことで新しい友達ができたという経験をする人もいるので、空き時間の過ごし方を重視したい人にとっては教習所内の設備や環境は大きな判断材料の一つとなります。

宿泊施設のタイプや設備

1日の教習を終えてから過ごすことになるのが、各自の部屋です。
そのため失敗しない合宿免許の選び方をするためには、宿泊施設についても十分に知っておくことが求められます。宿泊施設のタイプが校内宿舎か、教習所提携のホテルや旅館か、シングルルームか、相部屋か、それぞれの部屋に特徴があります。

宿泊施設にあるお風呂の種類もチェックする

お風呂や水回りの設備もチェックしておくといいでしょう。
相部屋に複数人で部屋を利用する場合は、各部屋のお風呂を交代で使用する場合と、大浴場を全員で使う場合とに分かれます。
お風呂場にシャンプーやリンスは付いているのか、洗濯機や乾燥機は備えてあるのか、備え付け設備もチェックしておくといいでしょう。
他にもお風呂とトイレが別であるのかという点を気にする人もいるでしょう。
女性は特にお風呂を一人で使いたいと希望する人が多いので、その場合は、シングルルームを選ぶことになります。
また、ベッドのシーツは途中で交換してもらえるのか、あるいは自分で交換する事ができるのかなど、合宿免許期間の宿泊になるからこそ知っておきたい内容はいくつもあります。そのため、直接事前に教習所などに宿泊施設の設備などを問い合わせしてみるといいでしょう。

教習所と宿泊施設の距離で空き時間の過ごし方が変わる

教習所と宿泊施設との距離に関しても事前に調査しておくといいでしょう。
空いた時間ごとに部屋に戻りたいと考えている人であれば、宿泊施設はできる限り教習所の敷地内にあった方が便利です。
教習所と宿泊施設の場所が異なる場合には、徒歩で行き来できる距離であるかどうかによって合宿免許期間中の空き時間の過ごし方が異なります。
もし、教習所から宿泊施設まで徒歩で移動することが難しい場合には、送迎バスの有無を調べておきましょう。ただし、教習所から宿泊施設までのバスがあっても本数が少ないと、空き時間に自分の部屋に戻るのは難しくなります。
教習所と宿泊施設との距離は、自分自身が納得できるかどうかによって良し悪しの評価が変わります。教習所での空き時間の過ごし方をある程度考えた上で、合宿免許を選ぶときの判断ポイントにできるでしょう。

バイキング方式や地元グルメなどの食事が充実

合宿免許を案内している教習所の多くは、3食無料のサービスを実施しています。その一方で、自炊プランなどのように食事なしのコースを設け、安い教習料金にしている教習所もあります。食事が付いているのか付いていないのかという二つの内容に分け、自分に合った食事スタイルの合宿免許を選ぶ事もできるでしょう。
現在人気となっている合宿免許の多くは食事付きのプランです。バイキング形式の食べ放題や、その地元の名物料理、B級グルメ、ラーメン等は、合宿免許生活の中で嬉しいポイントとなります。教習所のホームページには食事の風景が掲載されている事も多いので、調べてみるのも良いでしょう。

教習所や宿泊施設の周辺にスーパーやコンビニはあるか

合宿免許を選ぶときには、教習所の近くにショッピングモールやコンビニがあるのかを下調べをしておくといいでしょう。
持ってくるのを忘れてしまった日用品や、足りなくなった物があったときなど、すぐに買い物ができるようなコンビニやスーパーが周辺にあると便利です。
教習所では食事のサービスを受けられるところも多いですが、その土地ならではのお食事処や、遊べるような場所が近くにあれば空き時間も退屈にならずに済みます。
その他に教習所周辺にあると安心できる施設と言えば、病院や銀行、郵便局などが挙げられます。合宿期間中に便利だと思える施設が周辺に揃っているかどうかも、選択肢のうちの一つに入れておくと良いでしょう。

教習所や宿泊施設のネット環境も確認しておく

教習所や宿泊施設内のネット環境は、多くの人が気になる事柄のうちの一つです。社会人であれば、ノートパソコンなどを持ち込んで空き時間に仕事をする必要があるかもしれません。
学生の方であっても、多くの方がスマートフォンを持っているため、教習所や宿泊施設にネット環境(wifi環境が)整っているのかどうかが気になるところです。
Wifi環境は教習所によって様々です。教習所だけでなく宿泊施設でもwifiが利用できるか確認しましょう。教習所によっては宿泊施設や教習所内のロビーのみ利用可能なところもあります。
また通信速度は立地や利用人数にも影響しますので予め頭に入れておきましょう。

指導員の評判や合格率などの教習内容

なんといっても合宿免許の目的は、短期間で格安に免許を取得することにあります。
そのため、教習内容や指導員の評判についても事前に調べておくといいでしょう。
教習内容で見ておくべきポイントは次の通りです。

  • 教習所にいる指導員の評判は良いか
  • 卒業検定の合格率は高いのか
  • 技能教習で利用する教習車について

それでは、各項目をみていきましょう。

教習所にいる指導員の評判は良いか

初めての教習には緊張感が伴うものです。自宅から離れた知らない土地で受ける合宿免許ともなれば、なおさら勝手が分からずに戸惑ってしまう部分も多いはずです。
そのような場所で1から運転を教えてくれるのが教習所の指導員です。指導員に良くない印象であれば、教習の楽しさも半減してしまいます。逆に好感の持てる指導員が多い教習所であれば安心して卒業を目指す事ができます。
教習所の指導員と言うと、怖いイメージを持つ人が少なくありません。
特に地方での合宿免許の場合には、聞き慣れない方言や訛りに困惑してしまう人もいるでしょう。しかし、教習所の指導員の多くは、親切で丁寧な教え方をしてくれます。
教習所のサイトにも、指導員の写真を掲載しているところがあります。指導員の写真をホームページに載せている教習所は、指導員が丁寧な指導する傾向にあるため、卒業生たちからの評価が高い場合も多いです。
また、合宿免許に参加する人はは20代前後の若い世代が中心です。そのため自分を年齢の近い指導員がどれくらいいるかも、合宿免許を選ぶときの判断材料にできます。
選んだ合宿免許によっては、指導員の教え方に納得がいかなかったと感じる人もいます。
合宿免許の選び方には様々な方法がありますが、ネット上の口コミを元に検討するのも一つの手段です。
指導員に対する口コミや評価については、感想を述べている人の主観や指導員との相性なども関わってくるため、できるだけ一人に限らず多くの人の意見を参考にした方が良いでしょう。どこであれば良い指導員が沢山在籍しているのか、ある程度の下調べをしておくことも教習所選びには欠かせません。

卒業検定の合格率もチェックしておくべきポイント

合宿免許は普通車の場、最短2週間で卒業可能です。
しかし、この最短で卒業日数は乗越しや検定で不合格にならずにストレートに卒業検定に合格した場合です。卒業検定にストレート合格するためには、教習生の努力も必要ですが、やはり教習指導員の教え方も非常に重要です。短い期間で定められた運転技能と運転に必要な法律知識を身につけるわけですから、指導員には相応の指導力求められます。
ストレート合格者は100人中100人とはいきませんが、検定合格率85%以上であれば安心して選ぶことができると思います。
教習所や仲介業者のホームページには、卒業検定の合格率は記載されていないので、直接入校先の教習所に確認した方がいいでしょう。
せっかく合宿で免許を取るのに、技能(乗り越し)や検定で失敗して延泊続きになってしまっては意味がありません。これなら通学制の自動車学校で免許取得すればよかった。なんて事がないように合格率にこだわって教習所を選びましょう。

技能教習で使用する教習車が新しいかどうか

インターネットでの口コミや評判などの評価が高い教習所では、できる限り新しい教習車を揃えている傾向があります。教習所内や宿泊施設の環境がどれほど整っているかもチェック項目の一つですが、どんな教習車で実技の練習をするのかという所も見逃せないポイントになるのです。
技能教習が始まった際に、教習車が古い車では運転しにくいことも多く、せっかくの運転の楽しみも半減してしまうでしょう。
教習で使用されている車についても、合宿免許選びの基準になります。

合宿期間中のイベントも合宿免許を選ぶ際のポイントに

合宿免許のプランに組み込まれている内容として、希望者にはイベントへの参加を案内している教習所があります。楽しく盛り上がりながら合宿免許を受けたい人にとって、イベントの充実度は気になる点ではないでしょうか。
イベントが実施されている教習所であっても、何をするのかはそれぞれの教習所で異なります。パーティー形式の食事会や海でマリンスポーツ体験、テニスやゴルフなどのスポーツ体験、フィットネスや温泉などのスパ体験、他にもテーマパークが無料で利用できたり、リゾート地のミニ観光を開催したり、地元の名物料理を堪能できたりと様々なイベントを実施しています。
楽しいイベントの企画や実施は、入校者の目線に立った教習所であるからこそできる事です。合宿免許期間中楽しみながら教習を進められるかどうか、イベントの実施状況からある程度の判断をする事もできるでしょう。
このように合宿免許選ぶにも色々調べなければ、自分に合った教習所を見つける事は難しいでしょう。自分が求めている宿泊施設、サービス、指導員が揃うということは中々ないですが、少しでも自分の理想の合宿免許を見つけるために、参考になればと思います。