合宿免許に休みの日や自由時間はどのくらいある?

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2週間と長期スパンの合宿。通学では数か月程度の時間がかかるところを圧縮しているのだから、詰込みで大変なのでは?と思う方もいると思います。合宿という響きもなんだかハードそうですよね。今回は、休日や暇な時間はあるのかという疑問にお答えします。

土日などの休日はある?

基本的に休日はありません。普通車ATなら2週間の最短プランで技能教習31時限、学科教習26時限を終わらせるため、必然的に丸一日休むような時間のゆとりはありません。数ヶ月をかかるところを短期間で集中して運転免許を取得するためのスケジュールになります。しかし、教習の合間を利用して、付近の観光スポットで出かけたり、買い物に出かけたりする時間は作れます。また、教習所にもよりますが、日曜日に教習がないところを選んだ場合は、日曜日だけは休みということもあります。

自由時間はどのくらいある?

基本的に休日がないということで、「息つく暇がないの?」と不安になる方もいるかと思いますが、教習所によっては、自由時間もしっかりと設けられています。合宿の場所にもよりますが、周囲に観光スポットがある教習の場合は観光も楽しめます。歓迎会や交流会などが企画される場合もあり、自由時間を満喫することができます。

自由時間が長い場合

例えば、午前中に教習を連続して受けるなど午後2時くらいまではみっちりとこなし、その後に長い自由時間を確保してくれている場合もあります。その場合、教習生達と一緒にゆっくりと観光を楽しめます。その分、自由時間までの教習の時間がタイトになりますが、自由時間とのメリハリもできて良いと思います。逆に、細切れで自由時間が設けられていても、なかなか皆で観光に!というわけにもいきませんね。午前中はみっちりと教習を受けて、午後は自由時間を満喫する!そんな過ごし方が教習の際の集中力を高めてくれるのかもしれません。また、自由時間で教習生たちと一緒に過ごす時間は、まるで修学旅行のような感覚でとても思い出に残ると思います。

自由時間が短い場合

例えば、教習→自由時間→教習→学科→自由時間→教習のように、教習の入っている時間がまばらだと、まとまった自由時間がとれません。1時限だけの単発教習の場合は、観光などには行けません。近くに買い物できるお店などがあれば、ちょっと買い物なんていうのも良いかもしれませんが、地方にある教習の場合にはお店が車でないと行けない距離にあったりします。そんな場合には少し時間があったとしても、トイレに行って教習生と少しお話をして…という感じで自由時間が終わってしまうとも考えられます。

自由時間のこんな過ごし方

自習機で勉強

学科試験対策として、○×操作の自習機が設置されていたりします。試験の前はもちろん、空いた時間に手軽に学習できます。免許取得という目的を果たすためには時間を効率的に使いたいですね。

フリースペースで読書

教習所内には自由にくつろげるフリースペースがあります。ロビーや休憩所には雑誌をはじめとした各種の本が設置されていたりするので自由に読書を楽しめます。気分転換にも最適です。

付近の温泉でリフレッシュ

教習所によっては、近くに温泉があることも珍しくありません。教習の合間にリフレッシュするには最適です。大抵の場合、温泉までの送迎バスなどが出ていたりしますので、利用しない手はありません。温泉が楽しみで、温泉の近くにある教習所を選ぶ教習生もいるほどです。

寮でゆっくりと過ごす

今の寮は、生活する上でさまざまな環境が整っています。寮のコミュニティルームで他の教習生たちと一緒にくつろいでもよいですし、インターネットで調べものをしてもよいかもしれません。テレビを見ながら横になるなど、まるで自宅さながらに過ごせます。セキュリティ面も安全に配慮した寮などであれば安心できますね。合宿だと大勢の教習生とともに過ごす時間が多くなりますので、たまに一人になりたいという時に寮に戻って自由時間を過ごすというのも良いかもしれませんね。

暇つぶしに何か持って行こう

1段階は自由時間は結構あります。1段階は技能教習が1日2時限までと決められているため、学科教習と合せても1日5時限位しか教習しません。
従って、それ以外の時間は暇と言えば、暇です。前述のように勉強や読書ばかりしていても飽きてしまいますので、暇つぶしに「PSPや任天堂DS等のゲーム機、IPOD等の形態音楽プレイヤー、タブレット、トランプやUNO等のカード」等を持って行くといいでしょう。おすすめはタブレットでこれ1つでゲーム、電子書籍、映画や動画、ネットが出来るので非常に便利なアイテムです。漫画や小説、雑誌もこれ1つで納まります。
自動車学校側としては空き時間は学科試験の勉強を勧めたい所ですが、逆にストレスになって良い結果が生まれないかもしれませんので、ストレスを貯めないためにも「暇を有効活用」していい結果を勝ち取りたいものです。

寮の門限はある?

寮には門限があるのか?あるとしたら何時?気になるところですね。その教習場の寮によっても違いますが、大抵の場合は22時頃に設定されていることが多いようです。22時くらいの門限であれば、十分に観光や外食を楽しむ時間もありますね。しかし夜、寮を抜け出して、夜遊びすることは絶対禁止です。翌日も朝早くから教習は始まります。合宿免許は連続教習で免許を取得するために、カリキュラムがタイトに組まれていますから夜更かしは禁物です。翌日、フレッシュな状態で教習に臨めるように、門限厳守はもちろん、なるべく早めに寝ることが重要になります。
万一、急な用事が出来て合宿を抜け出す場合は、外泊届けが必要になります。外泊届けを出さずに、勝手に抜け出したりすると、罰則や退校になる可能性がありますのでご注意下さい。外泊が一切できない自動車学校と、ある程度融通を利かせてくれる自動車学校がありますので、事前に外泊することが分かっている場合は、予約時にしっかり窓口にお伝えすると、自動車学校もスムーズに対応できると思います。

まとめ

合宿で免許取得を考えるのであれば、基本的に休日はありません。逆に休日を求めるのであれば、通学で免許を取得することをおすすめします。短期間で免許を取得するために、タイトに教習や学科のカリキュラムが組まれています。確かに合宿で毎日びっちりと勉強して運転して…となると疲れもたまるし休みもほしくなるかとも思いますが、目的は免許の早期取得であるはずです。ただ、上記でも述べたように、自由時間が設けられていますので、リフレッシュすることができます。フリースペースで読書をするもよし、試験が不安であれば自習室で復習するのもよし、また、ある程度まとまった自由時間があるのなら、付近の温泉に行ったり、観光巡りをしたりなんて過ごし方もおすすめです。このように、休日がなくとも自由時間があるので、その時間を上手く使って、ストレスを発散しながら乗り切ることがポイントになります。「近くに温泉がある」「観光スポットが多い」などの理由で教習所を選ぶ教習生も多いですし、あらかじめ自由時間をどう過ごすか?を計画しておいてから合宿に臨むのもよいかもしれません。