合宿免許に一人でも大丈夫?

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一人で合宿免許に行くことが決まり、期待と同時に、不安を感じている人は多いと思います。慣れない環境で知らない人と過ごすのですから、当然ですよね。「一人で生活をしたことがないので相部屋での生活が不安」「女性一人で参加しても大丈夫なの?」といった疑問について、様々な角度から検証していきたいと思います。
自動車学校で「一人で参加した方」にアンケートを取った結果、次のような不安要素があることが分かりました。

1.人見知りだけど友達はできるのか?ぼっちにならないの?

コミュニケーションや会話が苦手な人にとっては一番の悩みかもしれません。
さて結論から言えば心配はいりません。当校には一人で入校される方がたくさんいますが、一人参加の方同士、合宿2日目には友達になっています。
当グループ校の場合2名以上のグループで参加する方と、一人で参加する方の割合は下記の通りです。(過去6年間)
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過去6年間を調べると、約7割近い方が一人で参加されているのがわかります。
時期で言えば4月~7月、10月~1月のオフシーズは約9割の方が一人で参加しています。
逆に2、3月、8月、9月の春休みや夏休みの時期は学生のグループ参加が多くなり一人参加の率は6割に減ります。
このように大部分の方が一人で参加されていますので、不安は自分だけではないという事になりますね。ですので自分だけの問題を思わず気持ちを楽にして参加して下さい。

重要な事は合宿初日です。

合宿初日は右も左も分からないので皆さんモジモジ状態で「誰かに話しかけられないかな~」と思っています。そうです。皆さん話し相手を探しているのです。
ですので、誰か最初に口火を切って隣りの人に話しかければ、自ずとその輪が広がり友達もすぐ出来ます。これが出来るか出来ないかで合宿期間が楽しいものか、つまらないものになるか決まっていくと思います。自分で話しかけられない人は、誰かが他の教習生に話しかけるタイミングを見計らって、中に入っていきましょう。最初の挨拶「こんにちは、どこから来たの」だけで十分です。逆にやってはいけない事は「話しかけるなオーラ」を出してしまうことです。どうも話かけ辛いという雰囲気を出していてはいつになっても友達はできません。
社交的になれとは言いませんが、少しだけ話す努力をするだけで自分を取り巻く環境は変わっていきます。
声をかけるタイミングは食事中がベストです。食事中は皆がリラックスしている状態ですので沢山の方と出会い、会話できる絶好のチャンスです。
また当校ではそんな不安を取り除くために、指導員が積極的に声掛けや挨拶を行い話しやすい環境づくりを徹底しています。
生徒同士がコミュニケーションを取れるように、宇都宮餃子が食べ放題のしゃぶしゃぶパーティーや、那須ガーデンアウトレットでのショッピング(閑散期限定)など、入校生同士が絆を深めるレクリーエションを年間を通じて実施しております。一人参加の方も皆友達になれるチャンスですので、是非ご参加下さい。もちろん、やっぱり話しかけられなくて一人ぼっちになってしまった場合は遠慮なく指導員に相談をしてみてください。指導員がグループの合宿生に声掛けをして、そのグループの中に入れるように話をしてみます。

相部屋料金についてはおおよそ20万円前後になっています。
[平成29年4月1日〜5月31日の料金]
栃木県さくら那須モータースクール
普通自動車AT196,000円(税込211,680円)~、普通自動車MT211,000円(税込227,880円)
栃木県那須自動車学校
普通自動車AT201,000円(税込217,080円)~、普通自動車MT216,000円(税込233,280円)
栃木県岡本台自動車学校
普通自動車AT215,000円(税込232,200円)~、普通自動車MT230,000円(税込248,400円)
※別途費用2,800円がかかります。

ポイント

  • 一人参加は圧倒的に多いので、不安は自分だけの問題じゃない
  • 皆話しかけられるのを待っているので、思い切って話しかけてみよう
  • レクリエーションに参加すれば自ずと友達ができる

2.相部屋で知らない人と上手く過ごせるの?

一人参加の方の宿泊施設や部屋選びは非常に悩みどころです。
一番大きな悩みとしては約15日間、他県の知らない人やグループ参加の人と共同生活ができるか?ということだと思います。
結論から言えば、こちらも心配する必要はないです。
何故かというと、部屋割りを考えいるからです。
たとえば、同じ日に入校された方同士、同じ出身県同士、同年代、さらには同一車種、というように、共通点のある生徒同士で部屋を組むようにしています。
同日入校した人なら、その後の教習スケジュールがほとんど一緒でしょう。地元が同じなら地元ネタで盛り上がるでしょうし、同年代なら尚更ですよね。誰もが“免許を取る”という同じ志を持ち、ゼロからスタートする仲間です。悩みなどを話し合っているうちに、自然に仲良くなれるのではないでしょうか。
そういう意味でこの部屋割りを大切にしています。

共同生活では他にも問題があります

2-1.お風呂の順番

お風呂の順番は、特別指導員が指示するわけではありませんので、部屋で一緒になった人同士で話し合いで決めます。やはりここで必要なのはコミュニケーション能力です。
「俺が一番」と主張せず皆さんの話を聞きながら順番を決めて下さい。その時に重要なのは一人何分位使用するか時間を決めるといいでしょう。皆さん早く入って自分の時間を有効活用したいものです。前の人が入ったお湯を使いたくない場合は、改めてお湯を貯めれば問題ありません。

2-2.テレビのチャンネル争い

テレビのチャンネル争い。これは全く問題ないです。何故ならどの部屋も一人1台テレビが付いているからです。ただし、イビキ同様音量だけは気をつけて下さいね。

2-3.イビキ

イビキについて。意外とアンケートで出てくるのがこの問題。隣りの人のイビキが五月蝿かったという事です。
さすがに部屋割りの時点で個人のイビキの事まで把握していませんので御勘弁下さい。対応策としては耳栓をするということが挙げられます。
しかしどうしても気になる場合は担当指導員や受付の方にご相談下さい。閑散期は部屋変えが可能な場合がございます。注意する事としてイビキをしている本人に直接文句を言ってはいけません。そこから喧嘩になるケースがありますので、まずは指導員にご相談すると良いでしょう。

2-4.やっぱり合わない人がいる

やっぱり合わない人がいる。この場合も指導員にご相談下さい。一番困るのはずっと我慢していて教習に身が入らなくなってしまうことです。
我慢すればするほどストレスは貯まりますので技能教習はもとより、学科教習まで影響が出る事は目に見えて分かります。そうすると必然的に延長になりますので下手をすれは追加の料金もかかってしまいます。
またトラブルが起きてからだと非常に面倒です。最初は自分が悪くなくても、喧嘩になった後では両方処罰する場合もあります。
そうならない為にも相部屋で2、3日過ごしてみて、「やっぱり合わない」と感じたらまずはご相談下さい。

3.女性一人の参加って危険じゃない?

心配なのはセキュリティの問題ですよね。
当校の宿舎はカジュアルなデザインが特徴でリゾートホテルのような雰囲気です。そんな施設が評判となってもともと女性の参加者が多いので、女性への配慮を第一に考えています。
宿舎も男性、女性は別々になっています。また、当校の女性専用宿舎「サンセット」の寝室はカプセル型になっているのが特徴です。相部屋というよりも個室空間のような雰囲気ですから、就寝中のプライバシーも保たれますし、貴重品の盗難などの心配もいりません。
またフロアーの入口もオートロック機能がついており監視カメラも設置されているので、セキュリティ面も万全の体制になっています。シングルルームやツインルームは更に設備が充実しています。例えば電気ポットやドライヤー、電子レンジ、自炊ができる食器一式、清潔感のあるユニットバス、枕元の防犯ボタン、液晶テレビ、読書灯などちょっとしたホテル並の設備が完備されているので一人でも安心です。
校内宿舎なので指導員が問題がないか見て周る事ができ、また問題が発生した場合は即時対応できるのも大きな違いだと思います。ただし、一人の女性を狙って声をかけてくる男性も中にはいるようです。そんなときは指導員に遠慮なく相談してみてください。何度も注意しても止めない人は退校処分いたしますのでご安心下さい。静岡や長野の自動車学校では自炊プランやスポーツジム無料利用OKだったり、シアタールームやトレーニングルーム等ワンランク上宿泊施設もあるようです。自分でお気に入りの自動車学校を探して見て下さい。

4.一人参加は暇じゃない?Wifi環境はどうなの?

この答えはズバリ「暇」と言えます。
これは一人だからということでなく、友達と参加でも暇です。合宿はスケジュールがみっちり組み込まれているように思われていますが、かなり余暇はあります。
一日で行う教習は1段階では技能は2時限まで、2段階は3時限までと決められており、学科も3時限~4時限位です。それ以外は空き時間になっていますので、やる事がないわけです。
二人以上で参加すればこの余暇時間にコンビニいったり、おしゃべりしたりと色々出来ると思いますが、それも2日過ぎれば飽きしまいます。
自動車学校はあくまで教習するのがメインですので、教習に関係しない設備や備品は置いていません。
ですので暇を回避するためにも1.パソコン等は持参する、2.観光地に近い自動車学校を選ぶ、3.自転車でサイクリングできる自動車学校を選ぶことが大切です。
一番重要な事は「Wifi」についてです。
チェック項目は下記の3つです。
・自分が泊まる部屋はwifi対応なのか(個室だけ対応している教習所があるので、相部屋もチェック)
・キャリア専用対応(Softbankだけ、Auだけ等、自分が使用しているスマホが対応しているか)
・回線の混雑具合(皆で使用するとバンクになる場合あるので、つながり具合の確認)
こういった情報はホームページに乗せている自動車学校もあれば、載せていない場合も多々ありますの、電話で確認した方が無難です。
約14日間スマホがつながらないとなると非常に不便ですので、部屋選びの最重要項目として頭に入れておきましょう。

5.体調を崩したらどうしよう

一番やっかいなのが、風邪と熱です。体調が優れないと学科は受講できても技能教習ができない場合が有ります。技能が遅れると必然的に延泊→検定が遅れる→卒業日数延びるという悪循環に陥りますので、体調管理は合宿教習をする上で最も重要と言えます。
予防方法としてはマスクを常備する、手洗うがいを一日4、5回する、風邪を引いている人に近づかない、食事を毎日3食きちんと食べる、早寝早起きを徹底する、風邪気味と感じたらすぐ指導員に報告するなど徹底して下さい。
それでも体調を崩してしまって教習が受けられない場合は、家に一時帰宅していただき再度入校(交通費は事故負担)という場合も考えられます。体調を崩しやすい人は家から近い自動車学校を選ぶのも一つの方法です。親が迎えに来る事も考えられますので近いにこしたことはありません。最入校する時期はお客様の都合と自動車学校の都合が上手く合った日になりますのでよく話をしましょう。
さて、ここから重要です。
一人で参加の方が体調を崩した場合に、自分一人で解決しようと思わないで下さい。「相部屋の人に迷惑がかかるから」と思って黙っていると、逆に菌が蔓延して他の人にも移って大ダメージになることがあります。特にインフルエンザは非常に伝染が早いので、菌にかかった人への対応をいの一番にしなければなりません。
また助けてくれる友人や知り合いも重要です。体調が悪いという事で色々不安に感じると思いますので、精神的に非常にダメージがあると思います。そういったときに励ましてくれたり、指導員に連絡をとってくれたり、何かと相部屋で一緒になった友人は頼りになります。友人を頼るためにも前述の通り、できるだけコミュニケーションを取るようにして「一人ぼっち」にならないようにしたいものです。。

6.洗濯、掃除したことないけど大丈夫かな?

こちらも全く問題ありません。
20歳前の方は一人暮らしなんかした事ないと思います。そういう意味では学生の合宿生はほとんど洗濯、掃除は未経験ですので誰でも同じレベルと考えていいでしょう。
洗濯といってもワンタッチで出来ますので操作は問題ないです。洗剤も学校で販売していますが、持参していただいても結構です。
洗濯が面倒であれば下着等は多めに持って行くといいでしょう。普通車ATの場合14泊ありますので、下着は5~7枚持って行けば洗濯が3回程度で済みますよね。
掃除は基本的にしなくて大丈夫です。万一ジュースがこぼれたりした場合はご自身で拭いていただきますが、それ以外の掃除はする必要性はありません。気になる場合は掃除機がありますんで随時して下さい。シーツの交換も基本的に2回有りますが、汚れが気になるようであれば受付に話して下さい。

7.ヤンキーがいたらどうしよう?

自動車学校には色々な人が来校されますので、ヤンキーと呼ばれる人も中にはいます。
この問題は「ヤンキーに絡まれたらどうしようという不安」になると思いますが、万一絡まれたり怒鳴られたりした場合は、すぐ指導員に報告して下さい。
絡まれた状況を把握した上で、その生徒に注意をします。注意を聞かないようであれば学校規則として退校処分ということもあります。
これは入校誓約書に書いてあるので、決まり事です。
しかしながら、昔よりヤンキー人口は減っていますので滅多に絡まれる事や話しかけられる事はありません。
髪型や話し方だけ少しヤンキーっぽい人はいますが、話すと普通の元気なお兄ちゃんという感じで、特別悪いわけではありません。
逆に一人で参加という不安により、ちょっとしたヤンキー気質の方を特別視してしまう心理が働いてしまい、非常にナーバスになる方がいますが、本当に悪いヤンキーの方には入校の時点で注意しますのでご安心下さい。
そこら変はあまり深く考えず、他の合宿生と一緒に行動すれば全く問題はありません。

まとめ

一人暮らしや集団生活の経験がない人にとっては、合宿免許に参加することが不安に感じるのは当たり前かもしれません。そんなときは、高校時代の修学旅行を思い出してみてください。
相部屋となった仲間と語り合ったひとときは、忘れられない特別な時間だったのではないでしょうか。今まであまり話をしたことがなかった友人と、ひょんなことで仲良くなって夢中になって語り合ったそんな経験が誰にでもあると思います。
それに、約2週間という時間は長いようですが、実際に過ごしてみるとあっという間です。何しろ、覚えることが多く、短期間で集中的に学習するのが合宿免許ですから、一生でもそうそう体験することがない、濃密な時間になることは間違いないと思いますよ。一心不乱に免許を取るという目標のために努力した日々は、あなたにとって、かけがえのない思い出になることでしょう。
沢山の出会いと体験がきっとあなた自信を成長させるはずです。まずは沢山の情報を集めて自分に合った自動車学校を見つけて下さい。

最後に面白い話です。
皆さん「恋の吊り橋理論」をご存知でしょうか。地上から約20mの吊り橋があります。下には大きな川がゴウゴウと流れており、風邪がビュービューと吹き荒れ吊り橋は右へ左へ振り子のように揺れています。その橋の右端に男性が一人、左端に女性が一人います。二人は顔見知りでも何でもなく、その二人が橋の中央めがけてゆっくり歩を進めて行きます。その二人が中央に達した時、第一にどういった行動を取ると思いますか?
知らない二人が一番最初にした行動は「お互いを抱きしめ合った」のです。
揺れるつり橋を渡った事によるドキドキを、一緒につり橋を渡った相手へのドキドキだと勘違いし恋愛感情だと思い込んでしまう効果です。
合宿に一人で参加する人も同様の事が言えるのではないでしょうか。
不安を持った人同士が同じ部屋で過ごすという事は抱きしめ合うまでにはいかないにせよ、すぐ打ち解けられる、友達になれる要素があるということだと思います。